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環境機器関連事業
技術職 開発

2011年入社 新卒採用

島根県出身。省エネ関係の新規事業、プラント設計、産業排水処理関係の開発の担当を経て、現在は浄化槽の開発を担当している。
※インタビュー当時の所属で表記しています。

最終形態が決定するまで、
開発の仕事は日々実験。

開発は、製品のコンセプト立案から具体的な仕様を決定するまでの仕事です。生活排水をどうやって浄化するのか、その手法(処理方式)や構造・大きさを考え、それが実際に意図したとおりにできるかどうかを試験によって検証し、製品の最終形態を決定します。日々の業務は、主に自社の実験場に勤務し、試験状況のチェック・測定・サンプリング、水質分析、試験データの分析、試験槽の調整・条件変更などを行っています。また、実現場の追跡調査を行ったり、維持管理業者様に対して浄化槽のメンテナンス方法の講習をしたり、ヒアリングを行うこともあります。

最終形態が決定するまで、<br /> 開発の仕事は日々実験。

1日のスケジュール

8:30
出社
9:00
ミーティング
9:30
メール・スケジュールチェック
10:00
試験状況のチェック・測定・ サンプリング
12:00
昼休憩
13:00
水質分析
14:00
試験データ整理・分析
15:00
試験槽の調整・条件変更
16:00
試験状況報告・ディスカッション
17:30
社内業務
18:00
退勤

少しずつ積み重ねてきた
経験と感動をバネに。

入社後に配属された開発部では、省エネ関係の新規事業の立ち上げに関わりました。新入社員であっても重要な仕事を任せられ、非常にやりがいを感じました。事業が軌道に乗ると今度は設計部でプラント設計を担当しました。工事中、何度も現場に足を運び、自分が図面に描いたプラントが少しずつ組み上がっていくのを見て感動したことを覚えています。再び開発部に戻ると産業排水装置の開発を担当しました。ラボテストだけでなく、実現場を訪問して運転状況のチェックやお客様へのヒアリングを重ねる中で、世に出た製品の改善点を探し出して新製品の開発に反映することの重要性を学びました。これまでの経験を活かして、より良い製品を作りだしたいです。

現場に“モノ”が設置された時、<br /> 初めて感じた大きな達成感。

現場に“モノ”が設置された時、
初めて感じた大きな達成感。

研究開発やモノづくりに携わりたいと考えていたので、やりがいを感じています。学生時代には微生物の研究をしていたため、本心で言えば排水処理のほうに行きたかったのですが、最初に配属されたのは排水処理“以外”の開発を担当する部署。少ない人員でしたので部長から先輩社員まで一丸となって事業を進めていく中で仕事を覚え、やがて自分がメインになって開発した製品、図面を描いたプラントが実物になって現場に設置されるのを見て、今までにない達成感を感じました。その時の喜びが開発を続けていく上でのモチベーションにつながっていると思います。

たくさんの失敗の先にある
“開発の楽しさ”を
伝えていきます。

開発の段階では実験結果など思ったようにいかないことも多いですが、自分の頭の中で空想したものが“モノになる”ことが何よりも楽しいと思えるから、心折れずに「最後までつくりたい」という意思を持って取り組めるのだと思います。最近、開発部門にも若い社員が増えてきました。これまでは実務担当者として自分の好きなことをさせてもらっていましたが、今になって周りの方のたくさんのフォローがあって自分の仕事ができていたことに気付きました。これからは自分がフォローする立場になって、自分自身のスキルアップを図りながら後輩たちにも指導し、開発の楽しさを伝えていけたらと思います。

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